最近、リモートワークが当たり前になってきて、Webでの会議も増えましたね。
みなさんのパソコンはMac?Windows?どちらでしょうか?
筆者は、会議ツールはMicrosoft Teams、パソコンはWindowsで会議をしていたのですが、
最近、MacでTeams会議に入る機会がありました。
自分の発言の番が来て、パワポを共有しようとしたところ、
なんと!
Macでは共有できなかったんです!
設定を調べて、やっと共有できたのですが、
今度は、、、、
スライドショーが相手に見えていませんでした。
自分のMacではちゃんとスライドショーできているのに、、、
どうしてなんだろう?
その日の会議は、他の人のパソコンにパワポを共有してもらい、その場は収まったのですが、
内心ヒヤヒヤ、心臓バクバクになりました。
なんとか乗り切りましたが、いつまでもできないと困ります。
なんとか解決できないか、ググっててみたのですが、
ネット上に全然情報がありません。
そこで自分のWindowsとMacをつなげて、試行錯誤したところ、
晴れてできるようになりました。
筆者の経験談をお伝えします。


Office for Mac
Microsoft Teams、Macで画面共有できない!

Microsoft Teams会議で、資料を共有するのは、
そんなに難しくないと思っていませんか?
共有アイコンを押すだけでしょ?
その場で押せば大丈夫なんじゃない?
そう考えているあなた、
Windowsユーザーはその通り、大丈夫なんですが、
Macユーザーはちょっと違います。
単に「共有」アイコンを押すだけではダメなんです。
Macユーザーがパワーポイントのスライドを共有してスライドショーにするためには、
手順が3つ必要です。
順に解説します。
Microsoft Teams、Macで画面共有できない ①セキュリティ設定

共有アイコンは、非常にわかりやすい場所にあります。
「四角に上向き矢印のアイコン」が共有アイコンです。
パワポを共有する場合は、Windowsではこのアイコンを押すだけですが、
Macの場合は、先にセキュリティ設定が必要になります。
では、セキュリティ設定をしていきましょう。
・アップルマーク→システム環境設定をクリック

・セキュリティとプライバシー→アクセシビリティをクリック
・変更するので、鍵マークを押します。
・パスワードを入れる、タッチIDなどでロックを解除します。



アクセシビリティの中に
「Microsoft Teams」
があるので、選択します。

これでセキュリティの変更ができました。
Microsoft Teams、Macで画面共有できない ②画面収録
次に、画面収録の設定をします。
アクセシビリティの下の方に、「画面収録」がありますので、スクロールしてください。
・画面収録→Microsoft Teamsにチェックを入れます。

これで、初期設定は終了です。
Microsoft Teams、Macで画面共有できない ③共有画面の選択
さて、会議の時に「画面の共有」アイコンを押すと、
「どの画面を共有するのか」という選択が出てきます。
普通、「Power Point」を選んでしまいがちですが、
違います。
必ず「デスクトップ」の共有を選んでください。

PowerPointの共有にすると、自分はスライドショーできているのですが、
共有先には、スライドショーになっていません!
これは、よく、やってしまいがちなことなので、
覚えておいてくださいね。
Microsoft Teams、Macで画面共有できない ④Teamsが固まっている
WindowsPCでも共有できないことがあります。
共有アイコンを押しても反応しない、
共有→パワポ、を押しても反応しない、
そんな場合は、
潔く、
Teamsの再起動
しかありません。
それでもダメな場合は、
PCのシャットダウンになってしまいます。
要は、PCが固まってしまったのですね。
では、そんな状態にならないためには
どうしたらいいのでしょうか?
それは、
あらかじめパワポを開いている時間を短くする
ということです。
固まる場合は、
会議前、長時間PCを使用してたり、
会議が始まる前から、パワポを起動していたりする場合が多いです。
なるべく、会議が始まる15分前くらいに
パワポを起動するようにしましょう。
また、
発表者の顔は出さないほうがいいです。
ビデオをOnにしたまま発表すると、
PCに負荷がかかって固まりやすくなります。
発表前に、カメラをつけて
皆様にご挨拶した後は、
カメラを切ってから
共有してくださいね。
まとめ

コロナ渦では、Microsoft Teamsで会議をすることが増えました。
会議の時に、
まだ、自分が発表者になったことがない人もいるかもしれません。
Macユーザーは、最初に初期設定をしておいてくださいね。
当日、慌てて設定すると、
共有するまで数分の時間がかかってしまい、メンバーに迷惑をかけることになってしまいます。
参加メンバーに迷惑をかけないようにしましょう。
万が一に備えて、
あらかじめ資料をメールで送っておく、
他の人に、「万が一、共有できなかったらよろしく」
とお願いしておくなど
保険をかけておくといいですね。
動画の中の音声を共有する場合は、
下記の記事を御覧ください。
大事なプレゼンで、動画音声が流れない、
ということがないように
あらかじめ調べておきましょう。