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無料メモアプリ3選【Evernote、Appleメモ、GoogleKeep】使いやすいのはどれ?本音比較

2020-05-31

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無料メモアプリ3選【Evernote、Appleメモ、GoogleKeep】使いやすいのはどれ?本音比較

2020-05-31

  • 仕事やプライベートで、メモしておきたい事はたくさんありますよね。
    特に、仕事はまた後から同じようなことが起きる可能性もありますし、知識を習得しなければならないこともたくさんあります。
    顧客情報や、レポートなど頭では全部覚え切れません。
    また、何か思いついた時、すぐに書きたい場合や、To Doリストなど書いておきたい場合がたくさんありますよね。
  • そんな時、すぐに出てくるメモさえあれば膨大な仕事が片付きます。

    そこで、有名メモアプリのEvernote,Apple純正メモ、GoogleKeepのどれが使いやすいのか、
    主として共有や連携性についてまとめてみました。

  • iPhoneで書いて、Windows PCやMac、アップルウオッチで見ることを想定しています。

    「記事信頼性」
    使用歴 
    Evernoteは2013年、Apple純正メモは2014年からと長年使用しています。
    Google Keepは今年2020年になってから使い始めて、主に仕事用で毎日使用しています。

Evernote、Google Keep、アップル純正メモとは?

Evernoteとは?

Evernoteは、

緑色がキーカラーの有名な多機能メモアプリ。


他のデバイスへの同期やWebからクリップ、音声メモなどあらゆる機能が網羅されています。


Basicプランなら無料です。


私は大量の資料を保管する必要があるので、

Personal(月680円)にしていますが、

シンプルにメモ機能だけ使用するなら無料で十分です.

注)2023年5月、Personalは月額1100円へ値上げ

一方で、写真つきで料理のレシピを数多く残したい場合や、

写真で健康情報を記録したものをひとまとめにしたい場合、


2台以上の端末で使いたい場合は有料がお勧めです。


一度、無料に登録しておいて、限界がきたら有料を検討するのがいいですね。

Web版と、アプリ版があり、Windows、Mac、iOS、Androidどれでも使えます。

https://evernote.com/intl/jp

出典:Evernote公式サイト

Google Keepとは?

Google Keepは、Googleが出しているメモアプリです。


アプリはスマホ用しかなく、


MacとWindows PCはWeb版のみです。

アップル純正メモとは?

アップル純正メモとは?

アップル製品には無料でついているメモ帳があります。


無料なのですが、何気に結構、使えるんですよ。

それでは比較していきましょう。

軽さ

アップル純正メモ>Google Keep>Evernote

立ち上がりの軽さは、

アップル純正メモが一番軽くて速いです。

Google Keepは普通。


Evernoteが一番重たく、

アップル純正メモとGoogle Keepは同じくらいです。

Evernoteは重いのですが、

別アプリのFastEver3を使用すると、

機能は制限されますが軽くなります。


Fast Everでメモを書いて保存すると、

オンラインの場合は瞬時にEvernoteに入ってくれて、

オフラインの場合は、オンラインになるまでFastEver内で保存してくれます。

FastEver 課金あります。

共有しやすさ

Apple純正メモ=Google Keep >Evernote

共有のしやすさは、

Apple純正メモとGoogle Keepは同等、

Evernoteは手順が複雑です。

アップル純正メモとGoogle Keepは単に送信するだけですが、


Evernoteは、手順が2段階入ります。


Evernote内で共有するか、

しないか選択ができ、どちらもURLのみ送られます。


Evernoteを持ってない人に送る場合は、Evernote外で送った方が親切です。

ラインでメモを送る場合、メモ部分と画像は別れて送られます。


これはGoogle Keepもアップル純正メモも一緒です。

軽い情報だったら、

Evernoteではなく他の手段の方が、

送られる相手のことを思うと良さそうです。

資料や重たい情報はEvernoteがいいです。

Line画面。EvernoteはURLが相手に送られる
Line画面。Google Keepもアップル純正メモも同じ。
テキストと画像は別れて表示される。

Windows PCとの互換性

Google Keep>Evernote

Windows PCで後から見ることを考えた場合、

Google Keepがとても便利です。

言うまでもなく、Apple純正メモはWindowsPCで見られませんので、

メモを見るためにはあらかじめ、

アウトルックのメールに送るなどしておかなければいけませんので、

手間がかかります。

Google Keepは Google Chromeの中で起動するので、

Windows PCでもすぐに閲覧できて便利です。

Evernoteは、アプリとweb版があります。

アプリなら軽いのですが、

筆者の会社は、セキュリティーの関係上アプリは使えず、Webのみ使用可能です。

webだとどうしても重たくなりますが、まだセキュリティでブロックされないので救いです。


どうしても必要な時はEvernote Webを起動しますが、

メモを見るならGoogle Keepがお勧めです。

仕分け機能

Evernote>Apple純正メモ>Google Keep

仕分けして、整理し、ずっと取っておくには、

Evernoteが一番良いです。

Evernoteは、ノートブックが作成可能で

かつタグも付けられますので

仕分けがしやすく、

検索しやすいです。

Apple純正メモは、

フォルダで仕分けが可能ですがタグはありません。

Google Keepはフォルダ仕分けがなく、

タグのようなラベルで管理します。


ラベルによって色分けできます。

大量に置いておけないので、その場合は、

Evernoteが良いです。

カレンダー連携

○ Google Keep

×Apple純正メモ ×Evernote

カレンダーとの連携は、Google Keepが一番いいです。

スケジュールは、Googleカレンダーに入れているので、

リマインダーを入れておけば、その日時にGoogleカレンダーにも入ってくれます。

これがとても便利です。

写真を添付したときの見やすさ

Evernote=アップル純正メモ>Google Keep

左 アップル純正メモ。Evernoteも同様の見た目。         
右 Google Keep 写真はまとめてメモの上部に配置される

写真や資料を添付したメモは、

重たくなりますので、

Evernoteが良いです。

EvernoteとGoogle Keepは時系列で表示可能ですが、

Google Keepは写真がひとまとめになって、

メモの上部に配置されます。

どちらが好きか、これは好みですね。

画像からテキスト抽出

◎Google Keep

Google Keepには嬉しい機能があります。

なんと!

画像からテキストを抽出してくれます。


この機能は他のメモアプリにはありません。

Google Keepのみです。

超絶便利です。

どんな時に便利かというと、

筆者は、仕事柄、論文を読まなくてはいけない時があるのですが、

英語があまりできません。(泣)


そのため、翻訳ソフトに頼りますが、

今までは画像だと翻訳ソフトにかけられず、

自分で訳さないといけませんでした。


でもGoogle Keepを使うと画像からテキストが抽出できるため、

それをGoogle翻訳にかけることができるようになりました。


テキストが一瞬で翻訳されるので、英語ができない私でも簡単に英語論文を読むことが可能になりました。

論文じゃなくても画像の中のテキストを翻訳したいときには便利ですね。

注)英語以外は試せていません。

注)2023年、Googleアプリで翻訳すれば

テキストを抽出しなくても済むようになりました。

手書きしやすさ

Evernote=Google Keep=Apple純正メモ

左 Evernote  
中 Apple純正メモ  
右 Google Keep 

どれも下手くそですね。

手書きのしやすさは、どれもあまり変わりありませんでした。

アップルウォッチとの連携性

Google Keep>Evernote

Google KeepとEvernoteは両方連携可能です。

わずかにGoogle Keepの方が軽かったです。


写真を添付してあるメモは、

特にEvernoteは重たくて、

写真を見なかったら同じくらいです。


Apple純正メモは同じアップル製品なのに、アップルウォッチで見れないんです。


と言うことで、、、

アップルウォッチでメモを見るなら、

Google Keepが一押しです。

左 Evernote(ピントがボケてます。) 
右 Google Keep

表示画面

Google Keep   :タイル表示

Evernote  :縦表示

Apple純正メモ :縦表示

左 Google Keep  
中 Evernote 
右 アップル純正メモ

 

実は、iOS13からApple純正メモでもタイル表示が可能でした。

メモ帳を開くとタイル表示用のアイコンがいないので、

気がつかなかったですが、


なんと、下にドラックすると

タイル表示のアイコンが表示されるのです!

検索をしようと思って下にドラックすると、

タイル表示のアイコン出てくるので、その時に気付くかもしれませんが、、、


長年使いすぎて余計なところを見ておらず(笑)

今まで全然気が付きませんでした。


これを機会にしばらくタイル表示にしてみます。

音声入力

Apple純正メモ=Evernote>Google Keep

音声入力は、Apple純正メモとEvernoteは同じくらい、Google Keepは少し落ちました。

Apple純正メモとEvernoteは、「改行」と言うと改行してくれて、

「まる」と言えば「。」を入力してくれますが、

Google Keepは「改行」「まる」とそのまま入力されてしまいます。


そのため、音声入力はGoogle Keep以外がいいですね。

まとめ

まとめると、下記のような図になります。

 evernoteGoogle KeepAppleメモ
一覧表示ブロック状縦、ブロック切り替え可能
手書きしやすさ
Windows PCとの連携性△セキュリティが厳しい会社の場合は、アプリインストール不可。Webのみ。×
軽さ別アプリFast Everがあり
アップルウォッチとの連携性△写真の連動が遅い×
写真の表示△時系列には入らず上に並ぶ
画像からテキスト抽出×◎一押し×
カレンダー連携NG◎Googleカレンダーにリマインダーが入る。×
比較表

 

Evernote、Google Keep、Apple純正メモは

使用目的によって使い分けをするとより便利に使えます。

・長期保存、大容量保存、仕分けの充実性重視の場合はEvernote

・To Doリストと画像からテキスト抽出、仕事用のメモ(Windows PCと連携がいいため)はGoogle Keep

・さっと気軽にすぐ書きたい、音声入力したい、写真を文字と時系列に並べたい、フォルダ仕分けをしたい場合はApple純正メモ

がおすすめの使い分け方法です。



各メモアプリにはメリット、デメリットがあります。

使用目的に合わせて賢く使い分けしていきましょう。

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